心理臨床・ご案内

序のことば

精神分析にとって「自分に向かい合う」とは、
「自己が自己を知ること」であり、即ち
日常的な無自覚的な意識の営みを‘自覚’に繋げる作業であります。

つまりは、心の声がモノローグ(独りごと)から
ダイアローグ(対話)へと転換されるのです。

そのためには、「わたくしは・・」のさまざまな想いに対して、「あなたは・・」と
さまざまに呼びかけられ語りかけられること、即ち他者なる媒介的存在が
必要不可欠なのであります。

そうした‘応答’こそが、いつしかわたくしの内なる声がわたくし自身に
聞き届けられるための促しとなるのです。

精神分析という二者間における契約関係とは、なによりも徹頭徹尾そうした呼び掛けが、
そして応答が諾(うべな)われる‘場’であるともうせましょう。

もしも‘あなた’が、どこか自分からはぐれている、掴みどころがわからないといった、
自分に対しての違和感なり不信感なり、お嘆きを抱かれておいでの場合、
それは自分は自分を知らないといった、迷子(まいご)の感覚でしょうか。
自分の始まりが始まっていないということでしょうか。

自分との‘絆’を生きてみたい、自分との‘繋がり’を回復したいと求めておいでの方には、
精神分析がお役に立つかも知れません。

もしもご関心がございましたら、さらに詳しい<ご案内>資料をどうぞご覧ください。

ご案内&プロフィール資料

詳しい内容は下記リンクよりご参照ください。

・一般の方々に:
精神分析治療 Psychotherapy
・専門職の方々に:
教育分析 Personal Analysis
個別スーパービジョン Private Supervision

臨床の概要

個別契約制&完全予約制

・セッションの回数について:基本的に週一回(それ以上お求めの場合はご相談の上で・・)
・セッションの時間について:分析セッションは50分間、個別スーパービジョンは60分間
・セッションの料金について:セッションごとに13,000円~15,000円迄

※それぞれの経済事情に応じて無理のないお支払い額での取り決めとなります

面接スケジュール表

  午後(01:00~03:00) 夕方(06:00~09:00)
水曜   〇:分析セッション(継続)
木曜 〇:分析セッション(継続) 〇:分析セッション(継続)
金曜 〇:分析セッション(継続) 〇:分析セッション(継続)
土曜 〇:分析セッション(継続) △:個別スーパービジョン(継続)
日曜 :診断(予備)面接(臨時)  

ご予約・お問い合わせのご連絡先

お申し込みの手順について

ご依頼いただきますお方さまは(一般の方および専門職の方いずれの場合でも)、
ご面倒ながら、まずは当方へメールにてご連絡いただきますことをお願い申し上げます。

その際に、下記の事柄に関連して、個人的な事情またはご希望なり
ご自由に率直なところをお聞かせいただければと存じます。宜しくどうぞ。

・その1:現時点で分析(並びにスーパービジョン)に期待していらっしゃる事柄についてどうぞ。
・その2:現況および過去の履歴などごく簡単で結構ですが、ご自分についてご紹介をどうぞ。
・その3:セッションの回数および曜日・時間帯についてご希望がございましたら幾つかをどうぞ。

それらをお伺いさせていただきました上で、ご期待に沿うかたちで
いずれセッションをご用意できます可能性がございます場合には、
その旨を当方よりメールでご返信をさせていただきます。

その折、初回の<予備(診断)面接>についてご案内をさせていただくことになります。

尚、初回で即「契約」に至る必要はございませんので、まずはお試しいただくおつもりで、
お気軽にどうぞお越しくださいますようにご案内申し上げます。

(2011/07/25 記)

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